あなたの咳エチケット間違ってませんか?

こんにちは。Tohandsのななです。
コロナウィルスのの感染拡大が、連日メディアで取り上げられています。
感染している方の人数も日々増えていき、怖さを感じているかもしれません。
コロナウイルス感染症は後述する接触感染がメインであると
現在のところ(2020/3/12)いわれております。

 では、コロナウイルス感染症に対してマスク着用が不要かと言われれば、
そうではありません。
「症状のある方」に対するマスク着用は有効であると考えられます。
本日は、コロナウイルス感染症に限らず一般的な感染の知識からすぐに実践できる『咳エチケット』をお話しします。

1.まずは敵を知ろう

感染方法には3つの経路があります。

病原体(菌やウィルスのこと)は
飛沫感染、接触感染、空気感染で感染すると言われています。
具体的にはとはどのようなものなのでしょうか。

①飛沫感染:くしゃみや咳などで飛ばされたしぶき等で運ばれた微生物を吸い込むことで感染すること。

例:インフルエンザ、風疹ウィルス

②接触感染:病原体を持っているかたの皮膚や粘膜、排泄物などに直接触れたり、食器などに間接的に触れる事で感染してしまうこと。

例:ノロウイルス、ロタウィルス

③空気感染:空気中に浮遊する微生物を吸い込むことで感染すること。

例:結核菌、水痘ウイルス、(水ぼうそう)麻疹ウイルス(はしか)

飛沫感染と接触感染は、病原体に接触しなければ、感染する事がないのです。
そのために大切なのが、病原体に触らないための対策なのです。

2.感染予防策

 感染を他人に広めない、自分に取り込ませないという観点から解説します。

  1. マスク着用
  2. 手洗い
  3. こまめな水分補給
  4. 加湿

1.マスク着用(感染を広めない)

 マスクを着用することで、自分の唾液などを回りに巻き散らかさないという効果があります。
マスクを着用しても、空気中の病原体侵入は防ぐことはできないので、自分の唾液などを巻き散らかさないという事が1番の効果です。

 直接口の中に病原体が入らないように予防する効果もあるので、外出時にはマスク着用をしましょう。大勢のなかで、咳やくしゃみをされると、いやな気持ちになりませんか?
咳やくしゃみの中には、唾液が含まれるのです。
その中には、病原体がいるかもしれない。
とんだ唾液で、感染症の伝染になってしまうのです。
自分も他の人も守るのが、『咳エチケット』なんです。

だからマスクは大切!『咳エチケット』を行うことで、感染症の伝染にブロックをかけることができるのです。後ほど詳しくお伝えします。

②手洗い(病原体を広めない、取り込まない)

病原体をちゃんと洗い流すことができないまま、その手で食事をしたり、口の近くを触ったり、他の人を触ったりしたら、病原体はどんどんあちこちに広がり、体の中に入ってきます。
自分だけではなく、他の人にも移っていくのです。アルコール消毒ばかり世の中で注目されますが、実は目に見える汚れが付着していた場合はアルコール消毒だけでは意味がなく、30秒以上流水での手洗いが必要です。
指の間、爪の先、手首にも意識して手を洗います。手洗いを十分に行うことが難しい時はアルコールによる手指消毒が有効です。

③こまめな水分補給(病原体を取り込まない)

病原体は気道粘膜に付着し、感染する事が多いのです。
気道には、病原体を排出する体の体の防御作用が元からありますが、乾燥していると、十分に機能しないのです。
機能しなくなる原因が乾燥。乾燥を防ぐために、こまめに水分摂取し、気道を常に濡れている状態にする事が、気道感染に有効であると言われています。

④加湿(病原体を取り込まない)

③でも言いましたが、乾燥する事で、気道の生体防御反応機能が低下してしまいます。それを防ぐために、室内の乾燥予防も心がけるといいでしょう。
洗濯物を室内に干す。加湿器を使用する。乾燥対策を行って見てくさい。
また、乾燥する事で、病原体が空中に舞い上がってしまいます。
それを防ぐためにも、湿度は必要なのです。

3.咳エチケットを実践しよう

咳エチケットとはなんでしょう。

インフルエンザをはじめとして、咳やくしゃみの飛沫により感染する感染症は数多くあります。
「咳エチケット」は、これらの感染症を他人に感染させないために、個人が咳・くしゃみをする際に、マスクやティッシュ・ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえることです。
特に電車や職場、学校など人が集まるところで実践することが重要です。

➀マスクを使用する
マスクを着用するとき、ポイントがいくつかあります。

  1. マスクのひだを下になるように着用する。
  2. 鼻を隠すように着用する。
  3. 一度外したマスクは、捨てて新しいものを着用するようにする。

顔に密着するように、ワイヤー部分を顔になじむように、折り曲げてしようしてください。

②マスクがないとき

1)テッシュ、ハンカチ等で覆う
テッシュ、ハンカチ等で覆ってから、くしゃみ、咳をする。
覆ったティッシュは、すぐにゴミ箱に捨てる。
手洗いを必ずする。(手に唾液、鼻水等が付着するため。)

2)上着の内側や袖で覆う

人に向けてするよりはという考えです。
可能ならティッシュ等の廃棄できるものを利用してください。
どの場合も、手洗いを合わせて行うことが、感染を拡大させないために必要です。手洗いを忘れず。
石けんをつけて、丁寧に行ってください。

《悪い例》

注意していただきたい事は、自分の手や、口を覆わないで咳をしたときのその後の事です。
手で口を覆って、咳、くしゃみをすると、手には唾液が付着します。
その唾液がついた手で、ドアノブ、手すりを触ると、病原体もそこに付着してしまうのです。
口を覆わず咳、くしゃみを行うと、しぶきが2mも飛んでしまうというデータがあり、そのしぶきは、他のところに付着して、新たに誰かにくっついてしまいます。
どうしようなく手で覆ってしまった場合は、すぐにどこにもさわらず、手洗いをしてください。
またマスクの外側は汚染されていると考え同様に触れたり、テーブルの上に置いたりしないようにしてください。

『咳エチケット』は、今すぐ実践できる感染予防対策です。目に見えない病原体から、体を守りましょう。

『咳エチケット』をする事で、家族や友人、大切な人を守ります。
自分は大丈夫と思っていませんか?その大丈夫は大丈夫じゃないんです。
自分にも、人にも優しくなるために、さあ今日から、咳チケットを実践してみましょう。

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